第二章 第三話 鉄分不足との戦いの日々

この頃 私は本当に起きていられなかった

何でこんなに起きていられないんだろう
いつもそう思っていた

初めはただの疲労と思っていたが
いつになっても起きられないので

いよいよ近くの医院で
血液検査から出た結果に唖然とした


極度の鉄分不足が原因だったなんて


改めて自分の体が弱っていることを知り
体を整えることから始めないと と思った

まずは鉄分不足の解消だ


長女がお腹にいた時に
一気に太りすぎて妊娠中毒症になった

そのため 陣痛促進剤を使って
1週間早く強制的に出産させられた

その際に
瀕死レベルの大量の出血をしたため
鉄剤を処方されたことがあった

強い鉄剤の薬だったので
便が固くなるとは聞いていたものの

想像以上の硬さで
本当に大変だったことが頭をよぎった


だから「鉄分不足で薬」と言われた時
体調よりもその記憶を思い出して

なるべく薬に頼りたくなかったので
薬は最低限で とお願いをした


そして その日から「鉄分」
を意識した食生活の日々だった



真っ先に買ったのは
南部鉄器の「鉄玉子」

お酢を使うものには使えないが

とにかく料理をする前は
必ず鉄玉子を入れてお湯を沸かした

まずは取れるところから 
基本料理は鉄分入り と信じて



そして 次は「小松菜」

重いものを持ちきれず
いつも週一で生協を頼んでいる

そこに有機野菜とまではいかないが
なるべく農薬を使わない野菜がある

毎週必ず届くのがその「小松菜」

スーパーのよりエグ味が少なく
子供達も食べやすいのがよい

非ヘム鉄の含有量が多いと知り
未だに必ず冷蔵庫にある野菜だ



それから コーヒーなどには
いつも牛乳の代わりに「豆乳」を使った

きっかけは 当時の主治医に
「まず牛乳をやめなさい」と言われたこと


いろんな考え方があるとは思うが
その先生に言わせると

「牛乳は人間の母乳と同じで
牛の血液からできている

だから体が弱っている時は
耐性が出来ていないから飲むな」

ということだった


言いたいことも理解できたから
一旦牛乳を飲むのをやめた

目的は体質改善だと信じた


手軽にカルシウムが摂れる
牛乳を飲まなくなるのは気になったが

そのかわりに豆乳を取ったり
カルシウムを別に摂る工夫をした


今でもソイラテの方が好きだし
カルシウムはチーズで摂っている

そう 豆乳を選ぶことで
鉄分を多く含む大豆そのものの効果も期待した



そして 「レバー」をよく食べた
豚よりは鶏の方が食べる機会は多かった

鶏のレバーとハツとひじきを煮て
冷蔵庫に常備したり

焼肉では意識して
必ずレバーかハツを食べた



なるべく食べ物から摂取する習慣を作り
少しずつ鉄分不足を解消していった

その時だけではなく
長く続く習慣を作れるように

無理なことは続かないから
できる範囲で少しずつ


病院から鉄分の錠剤が出なくなってからは
鉄分のサプリメントを少し飲むようにした

毎日ではなく気になった時に飲む


一番のピーク時で
10種類位の薬を飲んでいた頃があった

それが長く続き 永遠に続くのではと
本当にそれが不安で苦痛だった

だからできる範囲で食べ物から摂り
薬を飲まない生活が続くといいなと思っている


あくまでも
緑内障の点眼薬だけ 朝晩しっかりして

もうそれだけで十分だ

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